こんな記事(元都知事の猪瀬氏について)が昨年終わりのAERAに掲載されていました。
--一部抜粋--
ついに辞職に追い込まれた猪瀬直樹東京都知事。5千万円をめぐる刑事告発が捜査当局に提出され、今後の行方に注目が集まる。
都知事就任から1年を迎えた猪瀬氏の独特のくぐもった声は、200人の報道陣の熱気の中で今にも消え入りそうだった。潔い振る舞い。それが繰り返し問われた。
「なぜ辞職するまで、これだけ長引いたのか」
実際、その影響が2020年東京五輪の開催準備に出ている。組織委員会の理事に、都知事の就任が予定されていたが、5千万円問題で選出作業が滞ってい た。スポーツジャーナリストの玉木正之氏は、「辞任するのが遅かった。組織委員会の立ち上げのためもっと早く辞めるべきだった」と指摘する。
ここまで往生際が悪かったことに、猪瀬氏の幼少期からの人間形成が関係していると見る関係者は多い。
「幼いときに父親を亡くし、母親に育てられた。母親だけに育てられた人間というのは、気が弱い傾向があるのですが、対社会とか対世間になるとものすごく強 気を示します。自分を守るというか、別の言い方もできるのに強く出てしまう。これは自信がない裏返しで心理学の初歩として認識されています」
--抜粋おわり--
算命学では母親、対社会はいずれも「東」に対応します。下の図では右にある緑色が東にあたりますが、この。東が母と社会が同じという点がポイントです。猪 瀬氏は母の影響を強く受けているため「東」の要素が過剰に働くと考えられます。東は守備本能と対応しますから、自分が攻められる前に守りを固くする傾向が あります。たとえば事が起きていないうちから、予防線を張る行動もそうでしょう。猪瀬氏の場合は対社会にも自分を守るため、妙に強気に出てしまうっった結 果、悪いほうへ向いてしまったのでしょう。そういえばマザコンな男性の多くは妻には強気に出ます。妻は東の反対である西です。東にエネルギーが偏っている ため「東=母を守る」ため妻には攻撃的な態度に出るのです。家庭の事情により母子家庭で育つ方も多いでしょう。家庭運の苦労により強気の攻めで社会で頭角 を出す方もいれば(→有名人には家庭運が薄い方が多い)、DVやマザコン夫のように東-西の現実ラインの使い方が未熟な方もいます。