算命学

重大事件の加害者はなぜ男性が多いのか?

2021年11月9日

小田急線の無差別殺傷事件や京王線のジョーカー男など、模倣犯も出てきて最近は安全と思われた電車もそれはなくなってしまいました。だからといって乗らないわけにもいきません。
こうした重大事件を引き起こす犯人の多くは男性です。なぜ男性が多いのでしょうか?算命学でとらえてみると・・

社会や家庭の中に身を置けばそれぞれに役割が持たされます。家庭内であれば夫婦となれば妻あるいは夫としての役割。また子供が生まれれば女性は母親としての役割。生まれた子供は家庭内で子としての役割を果たします。社会であれば社長や課長の役割がありますよね。最初は似合っていなくとも時間とともに、ソレらしく見えるようになったというのは、誰しも経験があるのではないでしょうか。
人はそれぞれ違う宿命を持ち、そこに置かれた環境下で役割をもつことで二次的な気をまとうことになります。人生のスタートは「子供」の役割からはじまります。
子供の座を大別しますと

鳳閣星(陽)=男の子の気

調舒星(陰)=女の子の気

となります。男の子は鳳閣星の世界に導くことが基本です。スポーツや格闘技っぽい遊びを通じて集団の中でのコミュニケーション、自己表現を覚えていきます。このコミュニケーション力が後に社会に出て行ったときに集団の中で立ち回る力となります。男の子にはサッカーや野球など団体型の競技を体験させるご家庭が多いですが、自然の理にかなっています。
女の子は調舒星の世界に導くことが基本です。楽器を演奏したり、お絵かき、人形遊びをして空想世界に入る。友達とも遊ぶけれども一人の世界で遊ぶ機会が多いのが女の子の特徴です。令和の現代でも、未だに家事の担当は女性の方が圧倒的に多いでしょう。家事は一人で段取りを決めて淡々とこなしていく孤独な作業です。好まざるとも一人で過ごす、あるいは一人作業に慣れているのが女性です。

事件を起こすはなぜ男性が多いのか?家庭環境が悪いとか重大事件に至るまでの原因は複雑ですが、根底にあるのは「孤独」です。男性が重大事件を起こすことが多いのは、もともと孤独に弱いからなのです。
相方に先立たれて一人になったとき、強いのはやはり女性です(人によっては元気になる人もいますからね・・)。

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