算命学

中年期の天馳星

今年一番の?ピアノの大舞台が終って「ほっ」としております。周りの生徒が、どんどん上達してしまうので、来年はもっとかっこよく弾けるようになりたい。今年の大舞台が終ったので、ようやく新しい楽曲に入れます。

来年は、これ弾きたいのですが、先生に相談してみよう。

さて今日の話題は突然ですが天馳星ネタでいきます。

算命学の12大従星は旺相休因論の理論が含まれています。自然の季節には個々の特徴が表れていきます。春の季節であれば樹木の成長エネルギーが勢いを増します。夏は太陽のエネルギーが増すように、季節によって自然エネルギーの力量に強弱が生まれます。
季節の移り変わりは時間の流れです。この時間の流れ、つまり時間現象に伴う自然エネルギーの盛衰を12区分で表したものが、12大従星です。12大従星の自然エネルギーの盛衰をわかりやすくするために、人間一生と輪廻転生を使い特徴をとらえています。
今日話題にするのは「天馳星」です。
天馳星は人間が死を迎え、まだ生まれ変わっていない、あの世の世界(彼岸)にいる状態をあらわしています。
なぜ天馳星を書こうと思ったきっかけは、令和への改元に伴い皇族の方がどのような命式を持っているのか、確認していたところ、現在から未来の担う皇族方に多く天馳星が見られたことでした。

秋篠宮文仁皇嗣殿下
秋篠宮佳子内親王
敬宮愛子内親王 

いずれも働きざかりの中年期に天馳星をお持ちです。

子供の命式に、その時の親の状態を反映することがあります。中年期に天馳星がある場合は、両親の育った境遇が違いすぎたり、そうでない場合は、両親の間で関係性が難しいと感じている時に表出することがあります。

さて天馳星の特徴は、時間と空間概念から離れ、過去や未来もなく元ザ地、現実を活きる人です。それゆえ今この瞬間を生きているわけですから、一転集中型。その集中力はこの先に保障はできませんが、一瞬の瞬発力が、時には天将星を上回ります。
時間に縛られず、その瞬間を切り取りパワーを発揮することから、常に休息がなく忙しい人であるといえますし、理屈や精神性うんぬんより、その時の自身の感情を起爆材料にして、行動を取っていきます。しかし時間概念はないので、その行動に持続性がない。
それゆえ天馳星の、行動を理解がしにくい面が特徴的であるといえます。

中年期に天馳星を持っている人は、人生中落ち運といわれます。これは自立して仕事にノってきた頃に、ガラリと生活そのものが変わりやすいことを暗示します。天馳星の人はもともと変動が多い人生ですから、変化への対応力もあるからこそ、激変運が与えられているのかもしれません。

女性が中年期に天馳星を持つと、家庭運が波乱になりやすいので、家庭重視の方は、家庭にこもらず仕事で変化をつけていくと良いでしょう。

男女問わず気が変わりやすく、思いつき行動をすることがあります。恋多き人でもあります。

~天馳星の生き方~

◎忙しくしていると好調
◎時間に縛られず、瞬間を生きる
×暇になりすぎると、身体や精神に不調がでやすい

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