車騎星(偏官) 蠍座~12星座別データベース おすすめ・読んだ本

九十歳。何がめでたい 佐藤愛子著

佐藤愛子さんのホロスコープは

太陽蠍座にあり天王星冥王星と水のグランドトライン。とても凝り性で一度はまると納得するまで完全追求型です。太陽は冥王星天王星と水のグランドトライン。自分流儀を持っていて中途半端が嫌い、自分なりの哲学を通したい人なので平穏で大人しい人生とはならない。
月は乙女座でジュノーと近い位置にあります。生活全般に対して自己流を持っているので、他人と合わせることが嫌いそうです。文体からは一見ズボラ?に見えますが、自分の果たすべきことと認識していることに対しては、ひたすら細かくきっちりする。一方でテリトリー外であれば無関心かもしれません。
蠍座の金星は木星と0度、獅子座海王星と90度。芸術関連など自身の想像力と感性の素晴らしさは卓越しており、作品に発揮されていきます。この金星は乙女座の月ジュノーとは対照的となりますが、対外的には社交的でおおらかな人、人に対しあれこれ言わないし、楽しく生きればいいと考えています。恵まれた生活を送りますが、お人よしすぎる面が災いして詐欺とか、痛い目にあることはあるでしょう。しかし財運に浮き沈みはあっても困窮したまま・・ということはない。必ず人生のどこかでチャンスがめぐり平均を通して恵まれた人生を送ります。



現在95歳の佐藤愛子さんのエッセイです。出版は2016年でロングセラーになっているので、もう読んだ方も多いのではないでしょうか。
この本はTVで取り上げられたこともありますが、「あの本面白いよ」口コミ効果が大きいらしく、私も義母がそのまた近所の人にオススメされているのを見て、ならば自分も読んでみよう・・ということで手にとりました。
エッセイなので短時間で読むことができます。この本の面白さは高齢者の愚痴、本音が簡潔明瞭に、しかも面白く書いてあることです。三越のトイレネタに笑いあり、エリートと漫画を読む非エリートの幸せの感性の違いの部分には考えさせられました。
本書全般を通して現代社会に対する愚痴が多いので、語りによっては現代を否定し昔を懐かしむだけの典型的な「年寄りの愚痴」と流され、幅広い世代からの共感は得られなかったと思います。
しかし本書は愚痴1つも、人生の先輩ならではの現代社会の問題点を指摘しつつ、明るい語りが愚痴から意見に変換できていると思います。
現代の高齢の方の感じ方に、あらためて気付かされ、私たち世代の違いも垣間見えますが、共感出来る部分もいくつもあります。
例えば360度いい顔しすぎる、忖度しすぎる社会に息苦しさ、悪意のない不幸な事故も、全て親や教師の監督責任と言い、正義の名の下で相手を攻め続ける現代日本人の器の小ささ感じている人が多いはず。しかし「メンドクサイ」と思いつつ言えない本音を、尊老である佐藤さんが、軽やかに本質を言い表している。

「いちいちうるさい」

よくぞ言ってくれたという感じでしょうか。

-命式-
壬壬癸
午戌亥

石門星 天禄星
司禄星 車騎星 貫索星
天報星 貫索星 天南星

申酉天中殺
水性天干一気格

目的意識が高く、それを支える行動力。そしてわが道を行く信念の強さをもちます。
気さくで、ざっくばらんな方ですが周りの人の言うことをあまりきかないし、突進型です。
正しいと思えば相手が誰であろうと、持論をはっきりと言います。
一歩間違えると粗暴な人間になりそうですが、佐藤さんは水性が強く分析能力の高さが筆力にも表れていると思います。ペンが武器なのですね。家庭と仕事の両立は難しいので、家庭より仕事を取るでしょう。天報星が晩年のところに表出しているので、世間の時間観念から離れて気ままに田舎生活を楽しんでいかれるでしょう。

-車騎星(偏官), 蠍座~12星座別データベース, おすすめ・読んだ本
-, , ,