東洋占術

天中殺は結果がまとまらない理由を考える

天中殺では結果が「美」にならないといいますね。今日も理屈モードです。少し関心のあるかただけ読み進めてみてくださいね。さて2年間の天中殺期間中 (2014、2015年は午未天中殺です)は結果を求めても思い通りになりにくいものですが、算命学では生年月日を使いその人の宿命を検討していきます。 生年月日は「天地人の理」が採用されており、それぞれ

年→天の気
月→地の気
日→人の気

に割り当てています。私達は天と地の間で生きる人間ですから、この中では日の世界で生きることになります。算命学で割り出す星(石門星や車騎星といった星 のこと)は全て日のフィルターを通して、星を割り出していきます。それは私達が人の世界で生きているゆえに、日干支を基準にするのです。
この日干支を使い、宿命天中殺が決められます。生年月日は年で原因が作られ(親の世界)月、日である自分へと時系列につながります。つまりは年がはじまりで月、日と続くので、日に当たる部分は結果となります。
この日の部分から割りだされる天中殺は結果に相当するので、いわゆる年の通常いわれる年の天中殺は結果がまとまらないとされるのです。

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