東洋占術

算命学に観る歴代社長の命とは

ある程度歴史ある会社ならば初代社長、2代、3代・・と世代をつないで事業を継続していくものですが一般に言われるのは「初代に比べ2代目はお坊ちゃんでダメなんだよね~」なんて声が聞こえませんか?
算命学ではこの世代を時間を分離して予見する方法があります。天主座法といいますが、この方法を使うと初代と2代目では世代として性質の違いをシンプルに説明できるのです。

1代目→西
2代目→北
3代目→東
4代目→南
5代目→中央

初代は西からはじまります。西は攻撃の性質ですから、ゼロのところからガンガンと攻め入る形で突き進んでいく性質になります。次に2代目ですが、一般的に 初代に比べ勢いが無くなった等とよく評されますが、それもそのはずで天主座法でいうと北の性質になります。北とくれば知恵ですから攻撃より頭を使う。だか ら地味になったように見えるのですね。
これ以上の詳細は算命学の専門書に譲るとして天主座法で歴史ある会社の社長と本当に一致するか見ていきましょう。

事例はソニーとしての歴代社長です。

前田多門→前身である東京通信時代社長のため略しました。
井深大(1)→西(攻撃)
盛田昭夫(2)→北(知恵)
岩間和夫(3)→東(守備)
大賀典雄(4)→南(伝達)
出井伸之(5)→中央(引力)
安藤国威(6)→西(攻撃)
中鉢良治(7)→北(知恵)
ハワード・ストリンガー(8)→東(守備)
平井一夫(9)→南(伝達)

1代目の井深氏は精力的にトランジスタ技術開発を進め、2代目盛田氏は初代ラインを踏襲しつつも資金力を集めるべく知恵を使った。
4代の大賀氏は南方らしさが良くでており電子機器専門だった会社をエンタメ分野にまで広げた。ハワードストリンガー氏は守備であるが事業の統合と買収を続 け企業体力を維持させた。現在の平井氏はPS3の技術畑から出てきている。これもまた南方らしいスタイルではないでしょうか?ソニー本体ではありませんが SCEから発売されるゲーム好きの人はPS4の行方も気になるでしょう。

-東洋占術
-