占星術コラム 時事ネタを占いで斬る

「ぼっち」と言わたと思って暴走したA氏~蟹座の孤独に対する恐れ

長野県の立てこもり事件。犯人の供述によると「ぼっち」と言われたと思った(実際言われていたかは不明)。この言葉が今回の事件のキーワードでしょう。
A氏の家は代々農家で地元の名士。父親は議員で活躍、アグリサポート会社を設立し母親とともにジェラート店を経営していました。その会社の名前もA氏の名前をとっています。非常にA氏は大切に育てられてきたことがわかります。一方でA氏は大学を中退してからは引きこもりの状態でした。A氏の正確な誕生日は不明ですが、A氏は1991年6月27日から7月5日までの間と思われます。

時日月年
??甲辛
??午未(月と年の支合)

(月令丁火)

陽占は出せませんが、この時期のお生まれの方は、若い頃から親子関係に独特であること。目立つ親御様の存在が自身の社会運を毀している関係です。親御様が良かれと思った事が少なからず裏目に出やすくなる。
そしてこの期間のお生まれは、どこであっても蟹座太陽です。

蟹座は水エレメントx活動宮ですね。

ここからは蟹座について考えてみましょう。

感受性豊で情緒性豊かな方。理屈よりも感性を優先するので、自分の感じ方を優先して相手を敵か味方か見分けていきます。また非常に傷つきやすく相手が自分のことをどう思っているか気にする面もあります。警戒心も強く、確かなことでないと相手をなかなか信用しません。そして傷つきやすく弱さがあることを自覚しています。弱いからこそ仲間を必要とします。蟹座の特徴として、自分を中心としたグループを作ろうとします。蟹座ですと小さなサロン経営者が多いです。自分ファンを囲い込むこと得意で、仕事もやり手な人が多いです。
蟹座は人と人の結びつきを大切にします。人とのつながりの中で信頼関係を築きます。そして仲間のために何でもしようと頑張る人でもあります。
仲間かそれ以外か?魚座と違い、はっきりとした境界線をもっています。
感情優先型なので、つい仲間も好き嫌いで選びがち。結果として仲間のタイプも似たり寄ったりと偏る傾向です。極端になるとイエスマンしか身近におかない傾向があります。自分を守ってくれる家族のことは大切にするでしょう。月星座によっては古風な亭主関白タイプなりそう(汗)。
一方で自分の敵か味方かわからないような、よく知らない相手が不用意に近づいてくると、蟹の大きなハサミで相手を威嚇する攻撃的な面をもっているのです。この事件では近所の方以外にも警察官も巻き込まれてしまいました。その反面母親には銃を下ろしています。A氏の敵と味方に対する境界がわかる一面です。

何かとつながりたい。誰かと想いを共有したり通じたっていたい。これが蟹座の生きる目的の源泉です。ところがA氏は中学時代などは、それなりにクラスに溶け込んでいたようですが、あまりつるんで遊ぶことはなかったようです。この頃から少しずつ孤独感を募らせていたのかもしれません。そしてT大学を中退してからは、実家で引きこもり状態であったようです。外で議員だったりお店を切り盛りしたり、社交的な両親。一方で皆と仲良くやりたいけれども、いつまでたっても打ち解けられず孤立していたA氏。
蟹座にとって、誰かとつながっていたいのに、その誰とも打ち解けられないとしたら、どれほど人生に絶望を感じたことでしょう。だからといって何の関係もない人々を巻き込んだ、この事件は正当化できません。しかし孤独により生きる目標をかなえられなかった絶望が感じられる事件でした。

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