鳳閣星(食神) 魚座~12星座別データベース

長嶋茂雄さんの命式—華やかな人生と晩年の試練

~命式~

時日月年
乙壬庚丙
巳申寅子

月令(甲)

従旺格

長嶋茂雄さんは、壬申の日に生まれ、壬の隣に印綬の庚が並ぶ配置を持っています。この庚が水を生じるため、人気が衰えることがありません。同じような配置を持つ大谷翔平選手も、強力な人気運を備えていることで知られています。

☆従旺格—才能と華やかさ

長嶋さんの命式は「従旺格」に分類され、スポーツや芸術の分野で才能を発揮するタイプです。特に「出水芙蓉」の配置を持っているため、持ち前のセンスを活かし、エンターテイナーとしての魅力を最大限に輝かせていました。

また、強い印綬があることから頭の回転が速く、戦略的な思考が得意。さらに、喜神の食傷を持っているため、気前がよく、サービス精神も抜群です。自身の野球を通じてファンを喜ばせることにこだわり、計算されたプレーを展開していました。

コーチとしての厳しさ

監督時代は、厳しい指導スタイルで知られていました。地獄の伊東キャンプは有名な話で、選手たちにとっては過酷な経験だったことでしょう。令和の時代では考えられないような厳しい指導もありましたが、選手たちからの信頼は厚く、慕われていました。「出水芙蓉」の持つ魅力が、その人間関係に良い影響を与えていたのかもしれません。

☆財帛の影響—豪快なお金の使い方

従旺格では財帛が不要とされますが、長嶋さんの命式には財帛があり、それが凶局となっています。財帛は金銭面や健康に関わるため、影響が大きく表れます。

長嶋さんは大きな財力を持っていましたが、その使い方は豪快だったようです。例えば、ある人のために家を一軒購入したこともあるとか。庶民感覚からすると驚くようなお金の使い方ですが、忌神の財帛を持っていても必ずしも貧困になるわけではありません。むしろ、お金の流れが大胆であることが特徴となります。

晩年の試練—健康との闘い

晩年は、脳梗塞の後遺症による不自由な生活を20年もの間続けていました。それでも懸命にリハビリに励んでおり、もっと自由に動き回りたいという気持ちが強かったことでしょう。

脳梗塞発症時の星回りと健康への影響

脳梗塞を発症したのは2004年3月4日。
万年暦で見ると、甲申年 丙寅月 壬午日

このとき、大運の影響で丁 干合木化が起こっていました。
また、甲申年・丙寅月の影響で木性と火性が強まり、日干が干合で変動運となっていました。
さらに、木が財帛を強めており、健康運としてはマイナスに働く時期だったと考えられます。

特に丙財帛が強まると、高血圧や心臓の病気、血液・血管に関わる病気を患いやすくなるため注意が必要です。長嶋さんのケースでは、この影響が脳梗塞として表れた可能性があります。健康運が不安定になる時期には、体調管理を徹底することが重要になりますね。

星が示す人生の流れ

長嶋さんの命式には、華やかな成功と厳しい試練の両面が表れています。強い人気運と才能を持ち、野球界のスターとして活躍しましたが、晩年は健康との闘いを続けることになりました。

彼の人生は、まさに星が示す運命の流れを映し出しているようです。

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