東洋占術

コンプレックスは命式の忌神に注目する

2016年11月3日

◎◎さんのように美人ならいいのに等、たいていの人は心の隙間に劣等感を抱えているものではないでしょうか?
命式にもその人がどこに劣等感を持ちやすいのか?ヒントが表れているものです。そしてありがたくない劣等感ですが、この劣等感を武器にしていき運勢が伸びる人、反対に自分の長所に目を向けて人生を伸ばしていく人と様々です。
劣等感といってもその人の置かれる人間関係、環境も左右するので一概にいえませんが、もって生まれた心の癖を命式で見ることができるのです。
私が最も最初に着目するのは忌神の干です。忌神に当たる干の通変星を観ると、どこにコンプレックスを感じやすいのか知ることができるのです。

 

忌神が比劫のときは自分自身の自信を持つことが苦手、食傷だと自己表現であるとか健康、財帛のときは愛され度とか信頼度、官殺だと地位、印綬だと人気度とか単純に学力になります。
我が家では子供が比劫の忌神であり、なかなか自分に自信が持てずに長い間悩んでいます。かなり強い忌神なので克服に親子して苦労していますが(汗)
※子供の場合は初旬大運に仕掛けがあり、大運天中殺が移動し2旬にまで繰り上がりますから、このことも影響しているのかも

話をもどして。。。きっと誰にでもあるコンプレックス。上の命式は安室奈美恵さんです。忌神だらけでも自分の才能に気づくことによって成功することができるのです。

※喜忌の出し方は流派によって違うので占い師により結果が異なることがあるかもしれません。あらかじめご了承ください。

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