時事ネタを占いで斬る

巨額損失の東芝のホロスコープ

東芝の解体が進んでいます。東芝というと老舗の重電気メーカーで・・正直シャープよりこの会社が解体していくとは思ってもいませんでした。冥王星天王星というカーディナルサインのスクエアするこの時期、自然環境だけでなく、従来あるものが壊れていく変革期なのだと感じます。
東芝のホロスコープは蟹座太陽に海王星が0度。国民に夢ある生活を創ることを企業目的としてスタート。今でこそ当たり前の洗濯機や掃除機など家庭用製品として売り出したのも、東芝が日本で最初だったそうで戦後の日本に明るい生活を家電を通して提供しました。
双子座に水星冥王星金星火星とステリウムを持っていますが、双子座はゼロからの発明より既存のものを工夫して実用化する方が得意です。水星は冥王星と0度、射手座の天王星が180度です。習得能力が早くハイテク分野といった特殊なジャンルが得意です。1度GOがかかると製品化するまでにハイペースで開発が行われたことでしょう。
またホロスコープ上での双子座と蟹座の強調はお茶の間の親しみやすさとしてあらわれます。隣の面白い人といった感じでしょうか?長年サザエさんのスポンサーであることは誰でも知っていることで、他重電気メーカーよりもお茶の間の印象が強いと思います。
双子座にあるステリウムに対し水瓶座土星は120度です。ロングセラー品も多く会社自体は安定した経営を行ってきたと思います。
一方で2000年以降トランジット冥王星はじわじわと双子座から蟹座のはじめにある天体群をゆっくり時間をかけて180度でとらえていきます。この頃から時代の流れは東芝にとって厳しいものになり、簡単に利益を上げにくくなり、さまざまな部分で事業編成改革を求める流になります。2006年頃冥王星は度数を進め射手座にある天王星に対しトランジット冥王星が0度にあり海外事業にプレッシャーがかかるとき。
またホロスコープの中でも優秀な安全弁として働きをしていた水瓶座の土星に対し、トランジット海王星が0度になりつつ、同時に獅子座に土星が対向する形で動いていた2006年。この土星海王星は物事に迷いと不安感をもたらし時に判断ミスとなります。
この年に今回の大赤字転落への原因は原発事業といわれています。2006年はアメリカのウェスチングハウス・エレクトリック社を傘下に入れ原発事業へとかじ取りをしました。しかし予想以上に原発事業の負担、損失は重くなりました。今回、虎の子である半導体事業も分社化することに・・・・・
個人的に東芝マイコンはかつてお仕事で扱っていましたし、なんとも複雑な思いがいたします。

冥王星はすべてをゼロにしてしまう威力を持ちますが、今回の損失は昭和時代から築き上げてきた東芝ブランド価値を著しく損ねることになりました。
そもそも3.11後の福島原発事故があったにもかかわらず、なぜ原子力事業を推し進めるのでしょうか?一般市民にはわかりかねる裏事情もありそうですが、東芝のこれからはまだ厳しい時期が続きそうです。

偶然、今日のNHKの発掘!お宝ガレリアで昭和の勇み足な家電が紹介されていました。
番組内で1台4品を同時調理できる炊飯器が紹介されていました。炊事は女性にとって重労働で、この重労働から解放すべく当時の開発者が発案したそうです。そのメーカーは東芝でした。
シャープも台湾企業傘下となってしまいましたし、東芝の末路も気になります。

-時事ネタを占いで斬る
-, , ,