衆議院解散にともない2017/10/22に選挙となりました。安倍政権は今回はもりかけ問題追求から逃れるためや、希望の党の動きをにらみ解散を強行しました。野党が連合を組み与党にどう立ち向かうのか？が注目されますが、希望の党も野党一強というには方向性が定まらず、希望の党設立時のホロスコープにあらわれるように、太陽の弱さが出ているようにおもいます。
安倍氏のホロスコープは現在Ｔ冥王星とN水星が90度で、無理を押してでも持論を通そうとしますが、ここで思わぬ敵を作ってしまいやすい運勢が続いています。選挙では太陽をはじめ人気運の金星、勝負運の火星に注目してみましょう。
安倍氏のN太陽は乙女座27度です。よりにもよって選挙当日までトランジット火星が乙女座を移動していきます。そしてトランジット土星が射手座の終わりを移動中ですから火星、土星とＷで安倍氏の太陽をいじめている状況です。このような時は思うように事が運びにくく、ストレスがかかる時です。N火星はT木星と選挙戦前半は72度を形成しますから選挙戦前半は有利に運ぼうとすればできます。ただ人気運の金星にこれといったサポートもなく人気や話題はぱっとしない・・これは議席数減となりそうです。
対する小池氏の運勢を見ていきます。
太陽金星ともに蟹座で海王星と90度。土星はこれといってアスペクトもない感じです。理念ばかりが先走り傾向です。獅子座水星は冥王星と0度、サウスノードもからんでいる中で木星とスクエア。火星は粘り強い蠍座。自分が絶対正しいと思っている自信家で押しも強いです。ヒールキャラになるなんてのはビクともしない図太さ。アピール力も抜群ですから出来立ての党とはいえ、存在感は抜群です。ただ話を盛りすぎる、理想ばかり立派で中身が伴わなくなりやすい点が欠点なので、公約も掲げていますが現実味があるのか少し差し引きしてみていく必要がありそうです。
現在はツメの甘さが露呈しやすいとき。ただ話題性は安倍首相よりも圧倒的に小池氏の方が上です。小池氏のN太陽はT土星と150度、N火星はT土星と45度、N金星はT木星と90度。もともと安定性の土星使いが得意ではなさそうな小池氏。今の運気は自分だけで突っ走ると失速しそうな感じもしなくもない。45度のハードアスペクトは経済面の影響が出やすいアスペクトなので党運営予算の問題も踏まえながら、自分だけで協調体制を早期に整えていくことが必要となるでしょう。
安倍氏、小池氏両人とも現在出生の水星に対しトランジットの冥王星がアスペクトしている時期なのです。
安倍氏の運気が悪いので議席減はまぬがれそうにありませんが、運勢は悪くとも決定的でないような感じもする。投票率によっては辛くも現政権与党が続くかもしれません。
どこを選べばよいのか・・選ぶことの難しい選挙です。
Tumisu / Pixabay