占星術コラム

自分を追い込むクセがあるあなた

現状に満足せず、今のままではXだ!追い込むクセのある方って多いと思います。占星術でいえばスクエアが多いとか昔でいう凶の要素が多い人です。太陽と月が180度の凶角である満月生まれもこのタイプが多いです。
この解釈を素直にとればツイていない私・・ということになりますが、この凶の解釈も今や乱世な時代ですから、追い込まれた時やピンチに強いタイプの方が生きやすいといえましょう。
しかし追い込まれる状況というのは、安定がなくスイッチONで動いているということですから、常に気が休まらない事になり(休みヘタ)で体力・精神の消耗が激しいのです。このように自分を追い込み系の人はアクティブに動いていたかと思うと突然体調を崩して寝込むなど、折れてしまうことが多く、自分の限界を知らないことが多いようですから注意が必要でしょう(火星と冥王星のハードアスペクトとか月と冥王星など)。
さて追い込む癖のある人は「自分の中の矛盾点」にまず気づく事が大切です。そもそも計画的にやれば、そこまで追い込まれずにすむのに、それをしないということは、日常生活の中に「何が何でも」とか「絶対」といった強い動機付けがないと動けないタイプなのでしょう。そのような自分が求めているもの、努力の方向性などベクトルに交点はあるのか。西へいくのに北へいこうとしていたら交点はいつまでたっても交わることはないでしょう。
特に生まれた時のホロスコープで矛盾の多いハードアスペクトを持った方は追い込む事で大きな成果を求める事も可能ですが、一方で家事も仕事も120%といった具合に、両立不可能なものを求めるなどゴール設定を誤ると、ただ焦燥感にあけくれて消耗してしまうことも少なくないのです。同じ追い込み精神を鍛えるのならばまずはベクトルの交点が求められるのか着地点を見極めることが大切です。

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