東洋占術

名前にみる時代と画数

名前は時代を反映しているものですね。その時代の人気のある人や注目された人の名前を取ることが
多くあります。ところで名前の画数にも流れがあるのかな?と思い、調べてみました。

昭和20年代頃まで

幸子(11→迎春)
和子(11→迎春)
勇(9→逆境)
勝(12→挫折)

の名前が圧倒的に強く、男の子にいたっては戦時中もあってか勇敢さと勝負強さに期待をこめた名前が多い。今の親御さんに多い名前でしょうか・・

戦後になり昭和30年代になると天皇陛下と皇后陛下(美智子さま)のご成婚もあり「美」のつく名前が流行の
兆し。こちらも親御さん世代

恵子(15→徳望)
久美子(15→徳望)
由美子(17→権威)
博(12→挫折)
茂(9→逆境)

昭和40年代になると子のつく名前も多いものの次第に「子」離れをしてきます。

明美(17→権威)
真由美(24→興産)
誠(14→不如)

昭和50年代から60年代は「子」離れして、今度は

愛(13→人気)

男の子は高校野球で荒木大輔選手の人気から

大輔(17→権威)

平成に入ると大いなる自然の花や自然の雄大さを感じさせる名前が多くなります。

美咲(18→剛気)
翔太(16→衆望)
拓也(11→迎春)

平成10年以降は

陽菜(24→興産)
さくら(7)
大輝(16→衆望)
大翔(15→徳望)

()内は名前の画数です。全体的に女の子はわりと強運な名前が続いていますね。男の子は平成になって
ようやくいい名前が増えてきた。名は若年期の運勢に影響しますが、時代からして男の子は家業を継ぐことを意識され、立場上今よりも責任が重く苦労を背負わされるケースが多かったのでしょう。一方で平成に入ると、跡取りという職業概念も薄れ、男女問わず比較的恵まれた環境が用意されたのかもしれません。もちろん姓の部分も画数に入れますし、総画とかバランスがあるのでこれだけで決まりませんが、名しか比較しようがないので、名だけで比較しました。
私の名は頭領ですが、結婚してから姓が変わりバランスが崩れてしまいました。その影響は感じていて、人見知りがすごくなったような(汗)だから本名は最低限でしか使わないようにしています。
なお戦国武将の名前も調べると、楽しそうということで明日にします。

※明治安田生命様のサイトを参考にさせていただきました

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