占星術コラム

星は遺伝する?子供のホロスコープは親のドラマ形成の場所

親子のホロスコープは共通要素を持ち合わせているケースが多く占星術の重要テーマの一つです。

よくあるパターンは

1)親のASCやMCといった重要な軸に子供の太陽月がある
2)親のASCやMCと子供の軸が共通している
3)親の太陽や月星座が子供も同じ
4)親の持つ特徴的なアスペクトを子供も持っている

親子といっても別の人格ですが、子供の出生図は親の出生図のトランジットです。子供の出生図とは親にとって重要な時期であることから、親子間で特徴的な共通項があるのは自然なことなのです。
子供は親の長所や短所を含めてあらゆる影響を受けて育っていきます。特に多いのは1~3に該当するものです。親が望むスタイル、あるいは無意識にしてしま うキャラクター性を見て子供は、どのように感情を表せばいいのか?あるいはどう自分を作っていけば良いのか映し出していくのかもしれません。
そして意外と感じられるのは4かもしれませんね。例えば親が太陽と海王星のアスペクトを持って生まれていれば子供にもアスペクト種類は異なっても、同じ組み合わせが表示されるという意味です。
4のポイントは親のホロスコープにある要素が、時を経て再び形を変えて体現されるタイミングとなります。つまり子供の誕生とは親のホロスコープにしてみれば、重要な時期のある一幕なのです。
親が太陽海王星のアスペクトをしており、ロマンチックな生き方を望んで過ごしていた。そして再び時を経て太陽と海王星のアスペクトが出来た時に(トランジットだけでなくプログレス太陽含む)子供を出産することでそのロマンを継承していく..ということもありえるのです。
例えば女優の伊藤美咲さんとお子様は太陽星座も違ったり、一見あまり共通点がなさそうですが、お2人とも水星土星天王星を巻き込んだハードアスペクトがあ ります。また形は違いますが太陽に対し太陽木星冥王星土星という組み合わせを持っています。伊藤美咲さんは超リアリストで合理的なところが、お子様の人生 形成に合理性を求められる姿勢を生み出すのかもしれません。

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