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双子座の醍醐味を感じる・・・騙し絵の牙~塩田武士著

台風15号の被害が大きく、千葉県では大規模な停電が続いているとのこと。被災された方々、また復旧にあたる方々は大変なご苦労をされていると思います。一日も早く日常生活に戻れますように。

2018年に本屋大賞ノミネート作品です。少し遅くなりましたが、読んでみました。

俳優の大泉洋さんを、あてがきにしたという話題作です。俳優をあてがきにした作品に出会ったのははじめてです。
著者の塩田さんは「罪の声」という作品で2017年に本屋大賞3位を受賞されています。本作品ストーリーは大手出版社でトリニティという雑誌編集長を務める速水。年々雑誌業界は規模が縮小される中、敏腕編集長速水が取り仕切る「トリニティ」も例外ではなかった。廃刊を上司からチラつかされ、廃刊を避けるべく編集者として奔走するビジネスストーリー。
本書のお楽しみポイントは、斜陽する出版業界のリアルが語られていること。漫画を含め本を買わない人が増えている。活字で楽しむことから、動画やゲームなどのコンテンツにユーザーを奪われているからだ。紙面雑誌はレガシーな娯楽といえば、それまでですが、紙面編集に対する強い想いが伝わってきます。昭和生まれのビジネスマンらしい台詞など、人たらしといえる社交術。リアル出版業界事情の本でもあり、ビジネス書のような風情。
タイトルの意味はラストで語られますが、速水のラストは途中で見えた感じでした。エピローグは飛躍的すぎる感じがするので、この形で無理やり入れ込まないほうが良かったかな?と個人的に思いました。

快活で、お話上手、ソフトな立ち回り、キレの良い頭・・誰にでも笑顔の裏には情熱も隠している。これが主人公速水です。速水というキャラクターは典型的な双子座らしさを表現されていると思う。
本作品は映画化されるとのアナウンスがありましたが、公開は未定だそうです。


占いブログなので、双子座について少し書き加えます。
双子座は風のエレメント、クオリティは柔軟宮になります。知識、情報を扱うことに優れ、非常に聡明な人です。集めた情報を活かし、社会の波を渡り歩いていきます。そして器用さも双子座の特徴といえるでしょう。複数のテーマを同時進行させることも、双子座にとってはお手のモノ。限られた時間の中で、自分の知力、ネットワークを使い、多くの勝ちを手にすることでしょう。
欠点は、その器用さが災いして器用貧乏になりやすい。
また本気の悩みを抱えていても、周りから軽くあしらわれてしまうことではないでしょうか。クオリティーが柔軟宮ですから、悩みや苦しみがあると、その問題に留まるより、方向転換をしてストレスを解消する傾向があります。

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ここからは、モデルとなった大泉洋さんの命式を出してみました。

己巳のお生まれ、この日に生まれると一家の大黒柱を倒してしまうといわれています。そのため幼少期から親からの恩恵も少なく、早い段階で独立すると運が開けます。
大泉さんは大学受験に失敗、その後の進学先で演劇と出会ったことから、芸能界へと道が開かれたわけです。大学時代に、北海道ローカル番組「水曜どうでしょう」で人気が出て、全国区に知名度が上がっていき、俳優として活躍しています。
学生時代を終え、北海道を離れ生活開始で、ほぼ順当な流れだと思います。
性格面では、おっとりしていそうな雰囲気をたたえつつも、内面はかなりせっかちで、ひらめいたらすぐに行動したいタイプです。のんびりできないタチで、新しいものや楽しいものを見つけると、すぐさま挑戦し自分のものにしていく柔軟性があります。あまり人と群れるのが得意ではなくマイペース、単独行動派。だからといって周りに無関心ということはなく、群集心理に行動が動かされる面があり、周りが今何を求めているのか?流行はどこにあるか等、敏感に感じ取り、その流れに自分の生活を乗せていく。
行動領域と行動パターンにバランスが悪い面があります。自分が得意なジャンルが限られているのに、なんでも引き受けてしまいがちかも。実際に仕事として引きうけても、やっぱり自分に合わなかった・・なんてこともありそうで気持ちと、本質の面でギャップに苦しみそうです。苦しんでも逃げない強さを持つことで自己矛盾を乗り越えることができるタイプです。

大泉洋

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