占星術では木星をベネフィクト(吉星)といわれますね。木星は自分のもつ可能性を広げること、発展させることが大筋の意味合いとなります。これを人の生き方にあてはめると
「自分にはさらなる可能性がある」
となるでしょう。自分には未来や可能性があると感じたとき、実際に描いたものを手に入れていなかったとしても人は希望を持ち幸福感を得ることができます。自分の将来に「なんとかなる」、いい意味での楽観力を持つことは目の前の苦しみにも耐える力がわきますし、無気力になることはありません。
あなたのホロスコープの中には苦難も描かれていると同時にあなたの可能性を広げるヒントがあります。その中でも木星のある場所は、生まれた時に得られた幸福力を稼動するスイッチになります。木星のある場所はあなたがそれほど努力しなくても得られる、天からの贈り物です。
もし悩みがあるときはたとえ苦しくても、いつかは状況が変わる、解決するヒントが出てくると将来への可能性を捨てないことが大切です。