香川照之さんは西洋占星術だと射手座生まれ。見た生まれ日だなと思ったら、羽生結弦さんと同じでした。生まれ年も違うので命式は全くことなります。節入り日なので算命学ですと生まれ月が戊子で表出されます。以前記事で取り上げた時も戊子で話を進めました。出生時間は仮です。
ここでは子平推命を使うので、丁亥月で出してみました。日干は算命学でも子平推命でも同じです。香川さんは乙未のお生まれです。柔軟性もあり周りの環境にあわせて自分を変えていく。わりとドライで自己中心的なところもあるが、マイペースでのんきなので人に好かれる。
幼少期に複雑な家庭であったことも命式にあらわれています。
吐秀の食傷があって演じること、表現に才能がある。この組み合わせですと喜神なのだけど忌神っぽいアクの強さも出てくるのではないか？と思えます。独特の表現力と才能はあるが、自身のエネルギー消耗が激しく長期戦となると、けっこうストレスを感じやすい方。花火のように短期決戦で輝きを持つ人です。
表現の星食傷は、乙に囲まれていて、時干は甲木なので持続性はある。だけれども本質を考えると、ひたすら同じ作品を何度も演じ続ける、繰り返す？ことは良さが出ない。新しさと目を引く派手さが持ち味。
命式では比劫が喜神なので仲間（一族）からは大切に扱われるし助けられることも多い。長く活動するには周りからある恩恵を感謝して受け入れていくことが必要。子供に助けられる方なので、この先は五代目市川團子さんの力が必要そう。
歌舞伎の世界に入ったのは大運未。火性が強まり才能を信じ表現の幅を広げたかったのかもしれません。問題の再婚の年とキャバクラ事件の年は壬寅。喜神の丁がとられるので食傷の悪さが出て遊びの場で素行が悪い、口汚くなったりとマイナスの年。今年は周りに守られながら、舞台に復帰し始めています。しかしスキャンダルの影響も色濃く残り、ぱっとしない時です。2024年から舞台からテレビに戻るのかな？本格的復活チャンスをつかむでしょう。
