禄存星(偏財) 蟹座~12星座別データベース 有名人を占う

李克強氏~聡明で穏やか、影の役に徹した人

中国の前首相、李克強氏が心臓発作で急死。陰謀説がありますがどうなのでしょう・・
独裁、強行な姿勢をとる習近平国家主席とは方針が異なっていました。李克強氏が国家主席であれば、対欧米とももっと上手に付き合えていたのではないかとも思う。

出生時間は不明、李克強氏は穏やかで控えめな方だとのこと。習近平国家主席とは相容れないということで比劫は忌神なのではないかと考えて仮で命式を出しました。

癸亥の生まれ。頭脳明晰でクールに物事を見立てる人。情に厚いがあまり感情を出さないで、事を荒立てない穏やかさもある。子丑天中殺で宿命天中殺も無し。親御様とは別の人生を歩み自ら道を切り開く。
子平だと従児格(仮)。有情の官殺があり責任感強く真面目な人柄。官殺はあっても凶格はまぬがれています。しかし悪さがゼロとは限らない。肝臓、膵臓といった内蔵系が弱く、癸が強まる時期には病気や仕事の苦労も背負います。
また周囲にエネルギーを使い、マイペースにふるまう相手とは、自我を抑え周りに合わせていかねばならないでしょう。しかしその相手と手を組めば自身の存在感を上げることにもつながります。その色に染まれるかどうか?にかかっているでしょう。
李克強氏は大運戊の時期に共青団第一書記、1997年には中央委員に選ばれ出世街道を走ります。この頃は習近平氏の方が格下でした。戊は官殺めぐりで地位の向上、また李克強氏の才能弁説力も磨かれ周りから認められる時期です。戊はライバルの壬を抑えています。
習近平氏と序列が逆転するのは2007年。大運丑。社会的立ち位置の変化しやすい時。習近平氏を抑える役割を期待されてのこと。2023年は大運乙。そして年運は癸卯。テキストには

癸卯年怖赴湯踏日、窮途之哭

八方ふさがりになり危険な目にあうこと

と和訳されています。2023年3月に後継の国務総理が選出され引退。同年10月下旬より上海で療養、10月27日に急死。
李氏の退任のあいさつで「人の行いを天は見ている」と語りました。暴走状態の中国の行方が気になるところです。

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