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高市圧勝と野田敗北を分けた星のタイミング

今回の選挙結果は、単なる勝敗では説明しきれません。
占星術的に見ると、そこには「拡大」と「転換」という対照的なエネルギーが同時に動いていました。

一方では、木星と海王星が理想と期待を増幅し、物語を票へと変換する流れ。
もう一方では、土星と天王星、そして冥王星が個人の立場や構造そのものを揺さぶる転換の圧力。

今回は、高市早苗氏の圧勝と野田佳彦氏の敗北を、「能力論」や「感情論」ではなく、星の配置という視点から読み解いていきます。

高市さん圧勝の背景にあった星の配置

高市早苗さんの太陽は超次元占星術の「火グループ」です。この出生太陽に対してトランジット木星(拡大)と海王星(理想)が同時に火グループに滞在していました。

木星は物事を拡張し、評価や支持を広げる天体。
海王星は理想や夢、物語性を強調します。

この二つが同時に太陽へ作用する時期は、「期待」が大きく膨らみやすい配置です。政策の細部の是非とは別に、「この人に賭けたい」という未来像が拡大されやすい。選挙は未来への投票である以上、木星×海王星の組み合わせは、理念や物語を得票につながりやすい局面になります。

いわば、理念が票数へ結びついたタイミングだったと言えるでしょう。

一方で、過熱ぶりを見てさまざまな憶測を語る声もあります。ただ占星術的に見るなら、木星と海王星が重なる時期は、熱狂や期待の増幅が起きやすいのも事実です。現象の裏に何があるかは別として、星の象意としては「過度な期待の膨張」が説明可能な局面でした。

今後の核心:高市さん出生木星への強い刺激

次に重要なのが、出生木星(山羊座28度)へのトランジットの刺激です。超次元占星術では空グループです。

木星は拡大・理念・法・国家構想を象徴します。
山羊座にある木星は、制度設計、責任、長期戦略といった現実的な枠組みを拡張しようとします。

そこへトランジット土星(魚座29度)と天王星(牡牛座27度)がアスペクト。

土星は現実化と持続可能性を求める天体。
天王星は改革や変革を促す天体。

土星と天王星の組み合わせは、「維持」と「改革」の緊張を生みます。象意としては分離、力の行使、自由を巡る衝突なども含み、平穏な配置とは言い難い。

ここが今後の焦点です。

・法制度をどこまで現実化できるのか
・持続可能な設計になっているのか
・改革のスピードは社会と調和しているのか

天王星が改革を加速させ、土星が現実的制約を課す。急進的すぎれば反発が強まり、慎重すぎれば期待が失速する。そのバランスが問われます。

高市さん期待票の性質

木星と海王星によって得られた支持は、理想への共鳴によるものが多い配置です。

しかし海王星的支持は、成果が見えなければ霧のように薄れていく性質も持ちます。理想が具体的成果へ変換されるかどうかが、今後の持続力を左右します。

超次元占星術、火グループ高市さんにかかる現実圧

現在、土星は牡羊座へ入り、火グループにあります。
高市さんの太陽も火グループ。

そこに土星と海王星が絡むことで、「理想」と「現実」の乖離がテーマとして浮上します。

やりたいことと、できること。
掲げた構想と、制度として成立する範囲。

完全達成というよりは、調整、再設計、あるいは一定の妥協を迫られる流れです。

圧勝による高揚感が続くわけではありません。
むしろここからが本番。

理想をどこまで現実の制度へ落とし込めるか。
そのプロセス自体が、次の評価を形づくるでしょう。

野田佳彦さん出生図にある緊張構造

野田さんの出生図でまず目を引くのは、太陽(牡牛座28度)と冥王星(獅子座27度)の90度です。

牡牛座の太陽は、安定・継続・着実さを重んじます。
一方、冥王星は極端な変容や権力構造の再編を象徴する天体。

このスクエア(90度)は、安定志向と強い変革圧力が常に緊張関係にある配置です。ひとつの体制を穏やかに維持するよりも、組織再編や体制転換の局面に立たされやすい傾向があります。

冥王星が太陽に絡む人物は、カリスマ性を持つ。権力構造の中枢に近づきやすく、影響力を持ちやすい一方で、その構造が揺らぐ場面にも関与しやすい。安定と変容が同時にテーマとなる人生配置です。

選挙時のトランジット:野田佳彦さん急変のシグナル

選挙時の天体の動きを見ると、トランジット天王星(牡牛座27度)が出生太陽(28度)に0度。さらに魚座土星が60度で関与していました。

天王星の合は、立場や肩書きの急変、予測不能な展開を示すことが多い配置です。安定を象徴する牡牛座太陽に対して、天王星はその基盤を揺さぶります。

そこに土星が絡むことで、現実的な結果としての「役割の変更」が具体化しやすい。穏やかな流れというより、転換点にあったと読めます。

野田佳彦さん出生の天王星と冥王星の対立構造

さらに重要なのが、出生天王星(獅子座3度)に対するトランジット冥王星(水瓶座3度)のオポジション(180度)です。

天王星は改革や独自性を示し、冥王星は集団構造の深層的変化を示します。個人の改革路線と、時代全体の構造変化が真正面から向き合う配置です。

象意としては、個人主導の改革意識と、社会全体の方向性が必ずしも一致しない可能性を示唆します。時代の波と個人の改革ビジョンが噛み合わないとき、改革は推進力を失いやすくなります。

ここでは「個」と「集団」のエネルギーが対峙していた構図が浮かびます。

理念と社会ムードのずれ

野田さん出生海王星は蠍座0度。
そこにトランジット海王星(牡羊座0度)が150度を形成していました。

海王星は理念や理想、ビジョンを象徴しますが、同時に曖昧さも含みます。150度は、調整を要する角度です。

理念を強く打ち出すほど、現実との整合性が問われやすい配置。理想が社会のムードと完全には一致しない場合、「具体性不足」として受け取られる可能性もあります。

海王星には「焦点が定まりにくい」という象意も含まれます。戦略や発信方法が時代の流れと噛み合わなければ、その違和感は拡大されやすい局面でした。

敗北は終わりではない

太陽と冥王星がスクエアを持つ人物は、静かに退場するタイプではありません。

肩書きが変わることはあっても、影響力の形が変化していく傾向があります。牡牛座太陽にとって変化は痛みを伴いますが、冥王星を持つ人にとって転換点は再構築の入り口でもあります。

今回の結果は「消滅」というより、「再編」のタイミング。

出生図が示すのは、安定を守り続ける道ではなく、構造変化の中で役割を変えていく人です。
今回の大敗は政治家として終章ではなく、章の切り替わりをあらわしています。

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