占星術コラム

金星期の低年齢化~JS時代から金星期ははじまっています

西洋占星術で天体の年齢域はよく知られています。
現代占星術のホロスコープには誰でも等しく10天体を使います。ただ最初から全ての天体の性質を使いこなしているわけではなく、該当する年齢域の頃から、自分でコントロールできるようになる年齢時期を示していると思います。

~天体の年齢域~

月→0~7歳
水星7歳~15歳
金星→15歳~25歳
太陽→25歳~35歳
火星→35歳~45歳
木星→45歳~55歳
土星→55歳~70歳
天王星→70歳~84歳
海王星→84歳~
冥王星→死後

今日の着目点は金星。上でいうと高校生頃から本格的な金星域に突入します。ところが最近はこの年齢域でマッチしないのではないか?と疑問に感じていたのが金星と水星。どの年齢域もきっちり線引きできるわけではないのですが、金星水星の年齢域が前倒し、反対に太陽域が遅れる傾向が日本では強まっているのではないでしょうか。換言するなら子供は早熟な一方で、成人年齢をはるかに超えているのに、いつまでも生きる目標を定められず金星の年齢域を長らく続ける傾向が強まっているともいえます。
今日のテーマは金星年齢域のはじまりは??なので、大人の年齢については省きます。

金星域が前倒しになっている理由の1つとして

・小学生でカレカノがいる
・小学生向け化粧
・小学生向けファッション雑誌
・アイドルの低年齢化

など金星期への導線がJS時代から引かれているのです。恋バナ、化粧、ファッション雑誌はウン十年前でならば小学生ターゲットではなく中高生向けの雑誌からはじまったもの。
現在は雑誌だけでなく、小学生でもスマホ持っているお子様も多く情報源には事欠かない・・スマホに限定しなくとも、ネット経由でいくらでも大人の情報を取り入れることが可能な時代なので。早熟な小学生が多い。
小学生の場合、前倒しで金星域がはじまっているとはいえ、まだまだ水星域、多くのカレカノで付き合うといっても、本気で好きとか愛情とは別で興味本位が強いです。
しかし早い段階から異性の目を気にして、モテ子になるべくファッションや髪型をしはじめる。これこそ金星域のはじまりではないでしょうか。
また小学生でも一見おとなしく、カレカノ、化粧に特段に気にしないようなタイプのお子様はどうなのか?というと同級生をはじめとする周りの環境に導かれるように、他人から見える自分を意識しはじめます。とりわけ周りの同性を通して、同性として愛するべきパーソナリティーか否かを感じるようになり、同性への評価が辛くなりがちです(違うことへの劣等感もあるかもしれませんが・・)。特に金星がハードな時はこの傾向が出ていると思います。

 

 

 

 

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