まずはお知らせ
文絵様のサイトにてデスクトップマスコットが公開されています。天体移動時刻になると、おしゃべりするそうです。
こちらのマスコットにて当方の天体運行表が同梱されています。
※天体運行表を再配布される場合は一報いただければと思います。
さて煮詰まっているので子供との接し方について久しぶりに易で見てみた。水地比初爻。
比は、吉。筮に原ね、元永貞にして咎めなし。寧からさるもの方に来る。後夫は凶。
この卦は上卦が坎(水)があり下卦坤(地)がある。大地の上に水が降り注ぐと、水はしみこんでいく。水と地は親しみ和合していく。
卦の名前にある「比」の漢字の由来は、人が2つ並んでいる状態を表す。ここから並ぶ、比べる、和合するという意味が生まれています。変通星の比劫も日干と同じ五行の時に表出しますね。自分と同じ・・つまりは和合という意味がある。また比は比べるという意味もあるので競争を意味することがある。
この卦ではどのように接したら良いか?の問いなので、子供に対して上から目線ではなく、同じ目線で寄り添うように接するのが良い。また比べるということから、あまり比べすぎてしまうのは良くないということである。
初爻には
誠ありて缶に満つれば、終に来たりて他の吉あり
とある。
初爻とは、会社で言えば子供自身が新入社員に関わるようなものとイメージできる。子供に対しては新入社員を育てる時のように接する。人生経験は多い自分より、子供は出来なくて当たり前です。出来ない数を数えるより、出来るようになったことを一緒に喜び、和合する姿勢が必要ですし、何より立派でなくとも誠意を持って接すれば、いずれ良いことが訪れる。
とある。誠とはよく言いますが、なかなか忘れがちだ。易経はこのように、ピンポイントで人生指針を教えてくれる。