石門星(劫財) 水瓶座~12星座別データベース 有名人を占う

趙重勲(韓進財閥創始者)

趙重勲は韓進グループの創始者です(すでに他界されてます)。良く知らない人は「ナッツ姫」の祖父といえばわかるかも。 韓国でもトップの財閥を築き上げた方です。

財閥を作りあげた人ですが、お約束の天将星はありません。エネルギーも身弱よりの身中。エネルギー値も190です。 天性の感のするどさがあり、機をつかまえることが得意。若い頃に理想をあれこれめぐらせる夢見る心を持っています。時代は太平洋戦争をはさんでいます。若年期の苦労を持つと華のある魅力的な人物になります。 夢は夢でも辰巳天中殺生まれ。実現不可能な夢など最初から持ちません。いつか必ず実現できるであろう夢を描くリアリストでもあります。
辰巳天中殺生まれ、北の調舒星で親剋型。 コトのスタートはとても慎重。そして小さいものからスタートし手堅く結果をまとめていく流れを持っています。
そして日干は己亥。水を含んだやわらかい泥。普通の時代であれば役割が定められず流されやすい面を持ちますが、動乱時代から平和と時代の狭間の中に「特殊な役割」を持ちます。

趙重勲氏の活躍した時代は、太平洋戦争が終り、韓国は内地へとひきあげる日本人であふれました。引き上げ日本人相手に家財を運ぶ、運送会社が韓進グループのはじまりです。時代の流れに乗り事業を大きくします。 1950年朝鮮戦争がはじまると事業は苦戦。駐韓米軍の物資輸送を請け負うことになります。趙重勲氏の生まれた仁川は国際港がありました。ソウルまで距離も遠くなく、人モノの往来が多いことに注目。そこでバスが必要となります。しかしまとまった数のバスを用意するのも資金が必要です。その資金援助に小佐野賢治氏(国際興業グループ創始者であり田中角栄の友)が一役買っています。小佐野氏の援助を受けてバス事業を広く展開。韓進財閥は成長していくのです。

ここで気付くのは目利きだけであるなく「人のつながり」が趙重勲氏にとって重要であることがわかります。もともと趙重勲氏はエネルギーも強くありません。一人で何でもやっていくタイプではない。むしろ一緒に働く従業員、友人や取引先といった、周りと協調路線を組みながら、時代の流れに沿って、なすがままの形を受け入れていったからこそチャンスを得たのです。 そしてお約束の大運は1937年から大運天中殺、1947年から変剋律がめぐり活躍しやすい時期がめぐっていました。

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