時事ネタを占いで斬る

arrowheadのシステム障害

arrowheadは日本取引所グループ(東証)の現物商品売買システムです。
10月1日の朝、arrowheadの共有ディスク装置のメモリが故障。故障時の装置の自動切り替えも上手く作動せず、東証など国内の主要市場が終日の取引停止となりました。
arrowhead導入のいきさつは、東証では2005年11月から2006年にかけてシステム障害を頻繁に起こり、株式取引が出来なくなり世界中からクレーム。高まる需要に耐えられるシステムとして開発、取り入れられたのです(開発元は富士通)。
arrowheadのホロスコープには太陽、水星、金星、冥王星と比較的近い位置にずらりと並び山羊座にマジョリティ。山羊座が強調された星配置となります。山羊座は土星が支配星になっています。
太陽は生まれながらの使命、水星は思考能力、金星は投機チャンス。冥王星は計り知れない責任と使命を負った巨大なシステムを表しています。
arrowheadは、生まれながらに社会の根幹システムとして重要なポジションに宿命づけられていたこと。また処理能力も当然のことながら現実の流れに沿って論理的に数字をはじきだしていき確実に処理をしていくことを求められます。冥王星が最初にあるのは、生まれる前から絶対的な存在として作り上げられることに決定づけされていたからでしょう。

アスペクトだけでは、山羊座のマジョリティ以外あまりないのですが、ハーフサムを見ると素晴らしい技術の結集した製品、一方で突発的なトラブル、隠れたバグの存在が気になります。バグはあってもこっそりと修正するのでしょうが・・

ASC/MC=太陽 日本だけでなく世界の金融業を背負うというプライド
水星/天王星=ASC 先駆的な技術の投入ししたシステムとしての顔
太陽/天王星=ASC 革新的なシステムとしての顔
木星/MC=水星 処理能力などシステムとしての評価は高い
海王星/MC=水星 ミスが隠れて存在している
火星/天王星=MC 突発的な事故
DESに火星は何かとお騒がせ要素あり。

2019/11/05に二代目arrowheadにバージョンアップされています。この頃はT土星、冥王星が山羊座。太陽、水星と重なっています。ここに1つの限界が見えていたのかも。IT関係は10年もすれば性能も驚くほど進化するもので、まる10年を待たずしてリフレッシュされたのでしょう。
気になるのは水星の逆行。出生図も2代目arrowheadも水星が逆行しています。凡ミスが介在しやすいものの、致命的ではないでしょう。
2020/10/01の朝に

P太陽P金星 0度 T土星、冥王星
P太陽P金星 90度 T火星
火星/土星=T火星、土星
火星/天王星=T月

火星土星でお決まりの、ハードウェア故障パターンの配置が長らく続いていた。このことにより火星/土星、P太陽下に刺激し続けていたこと。T月は引き金として働いたのだと思います。
自動的にバックアップできなかったのも設定パラメータが間違っていたとのこと。出生図では木星海王星が上昇して、対向に火星。これが人ならばよく暴走する人で終わりそうですが、システムだと困ったことを誘発しないかと気になります。

arrowheadのホロスコープ

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