開運コラム

お仕事の新人さんに送る言葉・・わからないことをわからないままにしない

2016年4月4日

仕事をしているとあらゆる問題がでてきます。おおよその仕事は納期があり、それはゴールでもあります。目的に到達するために優先すべきことは顧客の要求に あっていること、納期を守ることが重要なことは言うまもありません。さて目的に到達するといっても、納期に間に合わせるため、細かな事を省いて進めなけれ ばならないときがありますね。
私の仕事の詳細は割愛しますが「仕様にあった動くモノを作る」ことが求められます。仕事柄新しい開発ツール(→PCアプリと思えば良い)を次々と使うことになります。ちなみに「そのソフトは使ったことがないから、その仕事は出来ません」の発言はご法度です。
わからないなら、使いながらなれるとか、ネットや本、あるいはヘルプで調べることが常識の世界です。もちろんツールによっては使い方が、簡単に理解しきれ ないものもあります。。しかし趣味ならともかく、仕事は納期は迫るわけで、作業としては納品できるものを作ることが優先されることになります。

さあ、ここで本題。無事に納期もクリアしました。あなたは仕事上で疑問に感じたことは、その都度クリアするようにしていますか?もしかしたら「結果オーラ イ」で、小さな疑問もそのままにして次の仕事に入ってしまうことはないでしょうか。先に生じた小さな疑問、理解できないことをそのままにしていませんか。
仕事によっては小さな疑問にとらわれていると進めない、あるいは次仕事が待ったをかけてくれない状況も
あるでしょう。しかし少しでも余裕ができたのならば、保留になっている疑問をそのままにしないで解決しておくことが大事です。一見小さなことでも、いずれはあなたの知識の宝庫としての財産になります。
また、わからないことを、わからないままにしないということは、解決能力を磨くいい機会でもあります。

この話しを書こうと思ったのは社内のある人の行動特徴を見てのことでした。その社員は自分の持分だけ
でなく、広範囲にわたり技術と知識をもっており、広範な仕事もできるため、多くの人から頼られています。
社内では役職うんぬん以前に、その社員は現場でキーマンとなっています。その社員も、ある日、突然その技術を身に着けたわけではありません。今回も、とあ るツールの扱いに不明点がでてきました。その問題も小さなことで知らなくても、まあ済むのではないか?と思う事柄でした。
しかしその社員は「わからないまま」でいることが、許せないことらしく空き時間に、その疑問を解決に費やしていました。結果としてささいな事ではありまし たが、そのツールの疑問は解決し私にその結果を伝えてきました。この社員の姿勢を、私は横で眺めながら仕事のできる人の行動の違いを感じました。

新しい仕事やテーマがあれば「わからないことを、わからないままにしない」この積み重ねで問題解決能力はあがりますし、結果としてあなたの仕事スキルアップは間違いないでしょう。それはあなたの自信にもつながります。
五行でいえば水(知識)生木(自信)に相当します。わからないことは自分で調べる、時には人に聞くなどして、仕事に自信を身に着けてください。

-開運コラム