少し前に貴乃花の再婚のニュース。しかもお相手が初恋の人というから、驚きにも拍車がかかる。
貴乃花の力士としての功績は言うまでもありません。ここでは愛情面にクローズアップします。
出生の太陽は土星、天王星と小三角です。自分の美学へのこだわりがあります。こだわりの強さは月冥王星の0度にも表れています。時に強靭な精神力を表す一方で、極端に人を遠ざけたり、あるいは何かにのめりこむところがあります。あまり器用な立ち回りはできない方。
一方で月、金星、冥王星のアスペクトも目立ちます。カリスマ的人気を誇るひとであること。また恋に目覚めたらの仕事を忘れてめりこんでしまうタイプです。一方で女性が放っておけない方であり女性縁が多い（彼女いない期間が短め）。
初恋の人とは十両昇進のお祝いの会で出逢いがきっかけで付き合い出したとのこと。星まわりも恋にめざめるタイミング。
N金星 0度 T木星、180度 T天王星
N金星 0度 D土星
N金星 60度 D太陽
N太陽 120度 D天王星
N．DES 0度 D天王星
N火星 0度 D水星
N木星 120度 D水星
N天王星 0度 D月、冥王星
D土星と金星のセットは、父（11代二子山）の夢をかなえるため相撲部屋に入門した以上、関取として成績を上げていかねばならない。愛と力士生活を両立するには、この当時の貴乃花氏は若すぎました。愛の苦悩をあらわしています。D天王星は貴乃花氏の才能開花を表しているかのよう。太陽は土星、天王星と小三角です。自分の美学へのこだわりがあります。こだわりの強さは月冥王星にも表れています。時に強靭な精神力を表す一方で、極端に人を遠ざけたり、あるいは何かにのめりこむ。アンバランスな性質があるのでしょう。
D木星はもともと9ハウスはじめにあります。この時期は表にでてきていませんが、横綱の頃にMCにD木星が到達しています。
次に今年の再会した頃の星配置。
N・ASC 0度 Tノード
N月 120度 T冥王星
N太陽 90度 D冥王星、月
N太陽 90度 T天王星
N海王星 0度 D天王星
N金星 150度 D天王星
時はながれて、運命のいたずらが起こり、再会する巡り合わせが起こるトランジットです。それに加えD冥王星、月がN太陽と90度が大きい。人生の変換期に加え私生活そのものもガラリとかわる時期。ここにトランジット天王星を巻き込むとTスクエアです。突然の生活変化。再会した頃はT木星は牡羊座でした。N金星と90度です。
そして再婚のした時にはT木星は牡牛座に移動して、貴乃花氏のASCと0度となっていました。
お互いに一人になっていたことが再婚に最大の要因。そこに星回りが後押しした感じです。
貴乃花氏というといろいろありすぎて孤高な感じでした。しかし再婚した時の表情が明るくなっていて、良かったなあと思うのでした。
