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原発危機と「東大話法」~安富歩著

2017年は3ハウスにかかわることへの規制が気になる年。3ハウスというと教育、メディア報道、交通通信関係のハウスです。報道の在り方の偏りは以前から言われていましたが、こと原発事故の時は安全でないのに、安全といいきったりと偏向ぶりはすさまじかったです。
この本は原発事故による関係する学者などの欺瞞言語をいくつか取り上げ解説していく本です。3.11震災後、原発政策に重要なポジションにある学者が、まるで遠い国の出来事かのごとく他人事かのように扱う解説には、えらい人とは客観性を保つためゆえの話し方なのかと思っておりましたが、本書を読み進めるに従い、実際は保身ゆえなのか・・と改めて感じました。内容には池田信夫氏、香山リカ氏が取り上げられています。タイトルは東大と書いてありますが、東大話法とされる欺瞞用語の羅列世界は、東大=悪なのではなく、一般社会でもよくある出来事と思います。言葉の操作に騙されず、そのウラにある真実を知ろうとする洞察力を必要と思いました。

 

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原発危機と「東大話法」 [ 安冨歩 ]
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こちらも「自立は多くの人に依存することである」という衝撃的な論法を展開、自由や夢、愛などについて命題を与え論じられています。。

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生きる技法 [ 安冨歩 ]
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