東洋占術 開運コラム

吉神大路~吉命のはずなのに・・・

吉神大路とは生まれながらに喜神を多く持っている人を指します。

トランプのポーカーをイメージしていただきたいのですが、手持ち札にある程度強いカードがそろっている場合を言います。ところがトランプのカード数は52枚。すでに強いカードが、そこそこ各プレイヤーにいきわたっていれば、場に残っている(パイル)にあるカードは、それほど強いカードではない可能性が高まります。

宿命でいえば後転運にめぐる星が忌神の可能性が高まるということになります。

生まれながらに良い命式の方は、生まれながらに突出した才能を持っている、育った環境が良いとか、手助けしている存在に困ったことがないなど、本人の努力とは別の部分でチャンスを得やすいのです。

その分、吉命であり普段からツイている人ほど「自分の運はこんなものではない・・」などなど、チャンスに選り好みをしすぎる感があります。結局めぐってくるチャンスを読み取る力が弱くなります。一方で命式に忌神だらけ・・といわゆるツイていそうにない星まわりの人は、苦しいことが多くあり、小さな幸運もすくい取る嗅覚に優れています。

スムーズに行きやすいのは前者ですが、後転運に良い星がめぐってきやすいのは忌神だらけの人が多いです。

どちらの命式でも一長一短があります。自分の命式はどちらに近いのか知ることで、限られた人生を過ごしやすくなるのか運の性質を知り、自分の行動パターンを決める。人生の作戦を立てていくことが大切なのではないかと思います。

 

ToNic-Pics / Pixabay

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