ノーベル賞の季節なので
ノーベル賞クラスともいえるような研究者たちの原則を算命学理論の中からリストアップしました。
世界レベルの研究者達の特徴として「五方向」の中でも北側に大きく傾きます。
※この偏りとは個々の10大主星とは関係ありません。あくまで想念上でのお話です。
-原則-
1)両親の生活レベルが中から上
2)身内(夫婦は別)に対する情が薄い
3)孤独を好む
4)家族に対して責任感が薄い
5)表現力が弱い
このようにあります。
条件1の両親の生活レベルが中から上というのは教育環境を左右します。両親の生活レベルがそれほどでなく、当人の知力が高い場合は研究者ではなく、より現実に強い実業の世界に歩むでしょう。
条件2や条件4の家族や身内に対して責任感であるとか、情が薄いというと、、性格に難ありと思われますが、研究者トップレベルの方は研究室にこもる時間が長くなります。これは個々の性格的に冷たいというより、研究熱心すぎて家庭内のことは気が回らない・・ことが多いことの結果だと思います。
条件3は周りがどうであれ真理を追究するには孤独の時間がつきものです。算命学で「孤独」というと調舒星や玉堂星がその例ですが、ここでは感性重視の伝達本能の調舒星ではなく、習得本能の合理的思考判断のできる玉堂星の世界です。
条件5は研究者は社交的なことはそれほど得意ではない。何にしても理屈で展開してしまうので、一般人には理解しがたい表現が使われることも珍しくありません。
研究者は北を目指すので、自然と南側のことはおろそかになるものです。条件4がその例で、お子様がいても、お子様のことはパートナーにまかせっきりであるとかが多い。しかし南側に気を取られることは、結果として北側の知恵の働きが鈍くなるのです。
一方で研究も調子よく進めば良いのですが、難関と向き合うことは常時といって良いでしょう。すると思考を示す北側にエネルギーが偏ります。ひどく偏ると時に不安症、神経症といったメンタル面が弱くなります。
そうならないためにも反対の南側の要素を取り入れバランスを取ることも必要です。南は大衆、娯楽といった楽しみの世界です。研究の合間に適度な遊びを入れられることが、研究者の世界には必要なのです。
ノーベル賞受賞の本庶さんも、お子様が小学校に上がる際には奥様とお子様が帰国してしまったそうです。結局アメリカで一人になり研究にあけくれる日々。また日ごろのストレス発散にはゴルフを楽しんでいらっしゃるそうです。
山中伸弥さんもマラソン好きで、各地の大会に参加されていますね。
世界レベル研究者の方々は方向でいうと南北の精神活動が強いことが特徴的と思います。