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教場、教場2~長岡弘樹著

お正月に木村拓哉主演でドラマ化されていたので、読んでみました。
久しぶりの今野敏さんの隠蔽捜査シリーズ以来でしたかな??教場とは警察官養成学校。学校といっても育成部分と、資質があるか選別する面もある。危険な任務も多い中で、誰でもできる仕事ではないからです。
小説は白髪頭+義眼の教官である風間が受け持つ教場が舞台。シリーズ1では98期生。入ってくる生徒はおのおの志望動機も違えば、性格も違う。それぞれが癖のある人揃い。厳しい学校生活、何かあれば班の連帯責任を負わされる中で、生徒は緊張の連続の毎日が描かれています。
ストーリーは短編であり、それぞれの作品がゆるくクロスオーバーしています。なので時々登場人物確認のために前ページに戻ることもあります。生徒は問題ありすぎて、現実ならば傷害沙汰ではないか?と思えました。トリックや教場現場が独特であることで興味を多くひきます。面白くてラストまで読めるけれども、授業風景などリアリティーを感じる部分と、生徒が問題児すぎて警察になるどころか、刑務所行きがふさわしいと感じありえないと思う面がありました。
一方で、当たり前のように駐在所にいる警察官の方々は教場の厳しい訓練を乗り越えてきたわけで。本作品を読んだ後では警察官の、観る目が変わりますよ。
教場、教場2では最初の作品の方がハードモードです。多くの人があげていますが、ドラマでは削除されていましたが、蟻穴は怖いです!興味ある人は読んでみましょう。
本作シリーズに教場0もありますが、まだ読んでいません。読了したら、また書きます。

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