おすすめ・読んだ本

ぼくのママはうんてんし~おおともやすお著

ママはJR東日本、中央線を運転する運転士、パパは看護師。そして主人公と妹のあゆむ。「◎時x分にどこの駅を出発して・・」とママのダイヤをチェック済みのパパ。子供にとってもパパにとっても自慢のママなのだと伝わる。そんなママの誕生日15:51に橋の上からハートの絵柄のついた旗をふる計画を立てる。当日は午前中雨。でも保育士、友達みんなてるてる坊主を100体も作り協力しあいます。さあ皆の願いは天に届いたかに見えたが。。次のトラブルが起こり、のぞむ君の顔はくもってきます。そしてまた保育園の協力のもと、計画が無事うまくいく。のぞむ君らの旗ふりをママが気づきます。そしてママの返事?なのか中央線が「ふぁ~ん」と警笛をたてて橋の下を通過します。他には警笛を鳴らすシーンはなかったので、きっとママからの合図だったと思う(→現実では鉄橋やトンネル手前は警笛を鳴らすものらしいので、これも鉄道ルールを描いただけかもしれませんが、個人的にはママの合図と思いたい)。忙しいパパとママ。子供達は元気に保育園に通いつつも、しっかり育っていくものです。家族間の小さな思いやりが自然に描かれて優しい気分にさせられます。作品中に中央線路線図が出てきて、今どこを通過してと東京圏であればリアルに読者をひっぱってくれるでしょう。ほっこりとさせられる作品です。

 

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